【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第8シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は6-2、6-4、7-6で第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を下し、準決勝に進出した。

 デルポトロは第1セット早々に転倒し、すでに痛めている左膝を不自然な方向に曲げて涙を流した。スロベニアのグレガ・ゼミヤ(Grega Zemlja)との3回戦で負傷していたデルポトロは、転倒した際の痛みがひどく、棄権寸前だったと明かした。

「棄権目前だと思った。ただ、正直に言ってウィンブルドンで初めて準々決勝で棄権はしたくなかった。それがプレーし続けた理由だ。医師は良く効く抗炎症薬をくれた。彼(フェレール)のサービスゲームをブレークできたことが、序盤の自分にとっては自信になった。医師がもう自分の膝はどうすることもできないと言っていたから懸念はあった。テーピングをしっかり巻いていたことで、動くことに関してだけは手助けになったけれどね」

 痛み止めを服用したものの、明らかに四苦八苦しながらプレーするデルポトロは、歯を食いしばりながら2時間16分の戦いを乗り切り、自身初のウィンブルドン4強入りを果たした。同記録は、アルゼンチン人男子選手としては2002年大会のダビド・ナルバンディアン(David Nalbandian)以来となった。

 デルポトロは準決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と対戦する。デルポトロの四大大会(グランドスラム)での準決勝進出は、優勝を飾った2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2009)以来となっている。(c)AFP/Steven GRIFFITHS