【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は2日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第20シードのキルステン・フリプケンス(Kirsten Flipkens、ベルギー)は4-6、6-3、6-4で第8シードのぺトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)を下し、準決勝に進出した。

 同じベルギー出身で四大大会(グランドスラム)のタイトルを持つキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)と仲の良い27歳が、ウィンブルドンの元女王でパワーで勝るクヴィトバから白星を挙げて下馬評を覆した。屋根の閉じられたセンターコートで行われた一戦は、2時間を超える消耗戦となった。

 2011年大会(The Championships Wimbledon 2011)決勝でマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を下して優勝を果たしたクヴィトバが、不安定な試合運びを展開してその代償を払わされる中、それを最大限に活かしたフリプケンスは、自身初となるグランドスラム4強入りを果たしている。

 4日に行われる準決勝でフリプケンスは、2007年大会の準優勝者で第15シードのマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)と対戦する。

 ベルギー勢がウィンブルドンで4強入りを果たすのは2007年のジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)氏以来で、1年前のフリプケンスには考えられなかった快挙となった。

 ウィンブルドンの2003年ジュニア女子を制したフリプケンスは、昨年、左足首にできた血栓の影響で数か月間の戦線離脱を強いられており、当時は復帰直後で世界ランク262位まで順位を落としていた。しかし、その後の1年間で目を見張る復調ぶりを見せている。

 自身5度目のウィンブルドン参戦にして初めて3回戦突破を果たしたフリプケンスは、4回戦まですべてストレート勝ちを収めて8強入りし、迎えた準々決勝でも強打が武器のクヴィトバに怖じ気づく様子は見せなかった。(c)AFP/Steven GRIFFITHS