【7月2日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は1日、女子シングルス4回戦が行われ、エストニアのカイア・カネピ(Kaia Kanepi)は7-6、7-5で英国のローラ・ロブソン(Laura Robson)を退け、準々決勝に進出した。

 1万1000人収容の第1コートで行われた接戦で、勝負所のポイントを競り勝ったカネピがストレートで勝利を収めている。

 ウィンブルドンの女子シングルスで、29年ぶりとなる英国人選手の8強入りを逃したロブソンは、涙ながらに大会を去った。

 ロブソンには英国人女子選手としては1984年大会のジョー・デュリー(Jo Durie)氏以来となる四大大会(グランドスラム)の準々決勝進出がかかっていた。地元女子選手がウィンブルドンで4回戦に進出したのは、1998年のサム・スミス(Sam Smith)氏以来だった。

 世界ランク38位につける19歳のロブソンは、約1時間30分の戦いを終え、涙にくれた。

 同46位のカネピは、準々決勝で大会第23シードのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki、ドイツ)と対戦する。(c)AFP