【6月28日 AFP】中国政府は28日、情勢不安定な新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uygur Autonomous Region)で26日に起きたウイグル人と警官隊との衝突について、「テロリストによる暴力的な襲撃だった」との見解を示した。この衝突では28日までに35人の死亡が確認されている。

 外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は北京(Beijing)での定例記者会見で、「衝突はテロリストによる暴力的な襲撃と断定する」と述べた。26日の衝突では35人が死亡し、警察官や一般市民21人が負傷した。事件でウイグル人の「暴徒」4人が身柄を拘束されたという。

 衝突の起きた新疆ウイグル自治区の人口1000万人は、そのほとんどがイスラム教徒のウイグル人だ。多くは中国当局から宗教弾圧、文化弾圧を受けていると反発しており、暴動や衝突が繰り返し起きている。

 多数の死傷者を出した2009年7月5日の衝突から4年目を迎えるのを前に、現地では警戒態勢が強化されている。(c)AFP