【6月28日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)から南西に60キロメートルほどの距離にある青空生鮮市のメークロン(Maeklong)市場は、鉄道の線路脇ぎりぎりまで露店が広がる。
1日に数回、列車が通るたびに露天商らは急いで張り出したテント屋根を引っ込め、列車が通した後に再び野菜や魚、卵といった商品を線路に沿って並べ直す。市場の客たちも、通路となっている線路の上に戻って買い物を続ける。日常的に繰り広げられるこの光景を一目見ようと、メークロン市場には毎日、カメラを手にした観光客らが大勢やって来る。(c)AFP/Christophe ARCHAMBAULT