【6月28日 AFP】競泳、全米選手権(2013 Phillips 66 National Championships) は27日、米インディアナ(Indiana)州インディアナポリス(Indianapolis)で3日目が行われ、レイチェル・ブーツマ(Rachel Bootsma)が米国新記録でミッシー・フランクリン(Missy Franklin)の連勝を止めた。

 7月28日から8月4日にかけてスペイン、バルセロナ(Barcelona)で行われる第15回世界水泳選手権(15th FINA World Championships)に出場する米国代表選考会を兼ねた今大会で、ブーツマは女子50メートル背泳ぎに出場し、フランクリンを抑え優勝した。

 今大会の優勝者は、自動的に米国代表として世界選手権の出場資格を手にすることができる。

 ブーツマが記録した27秒68は、2008年にヘイリー・マグレゴリー(Hayley Mcgregory)が記録した27秒80を上回り、同種目の米国記録を更新した。

 2012年のロンドン五輪で4個の金メダルを獲得しているフランクリンは、27秒98でこの種目2位に終わったものの、大会開幕から2日間で3種目を制している。

 ブーツマとフランクリンは、28日に行われる女子100メートル背泳ぎの決勝で再び対戦することが濃厚となっている。

 女子100メートルバタフライでは、ロンドン五輪金メダリストのダナ・ボルマー(Dana Vollmer)が今季3番目に速い57秒53を記録し、クレア・ダナヒュー(Clair Donahue)を抑えて優勝した。ロンドン五輪でボルマーは、100メートルバタフライと3種目のリレーで合計4個の金メダルを手にしている。

■五輪金メダリストのクラリー、いまだタイトルに手が届かず

 一方、五輪金メダリストのタイラー・クラリー(Tyler Clary)は、男子400メートル個人メドレーに出場したが、結果はレースの引き立て役に終わった。

 ロンドン五輪の男子200メートル背泳ぎで金メダルに輝いたクラリーは、前半200メートル通過した時点でトップに立っていたが、3種目目の平泳ぎでチェイス・カリシュ(Chase Kalisz)が逆転し、そのまま4分11秒83で優勝した。クラリーは4分14秒62で2位に終わった。

 今大会でクラリーは男子200メートルバタフライ、男子200メートル背泳ぎでもそれぞれ2位になっている。

 男子100メートルバタフライでは、ユージン・ゴッドソー(Eugene Godsoe)が今季世界4番目のタイムとなる51秒66を計時し、自身2度目の同種目全米王者に輝いた。

 ロンドン五輪で5個のメダルを手にしているライアン・ロクテ(Ryan Lochte)が51秒71で2位、ティモシー・フィリップス(Timothy Phillips)が51秒86で3位に入った。

 同日に行われたそのほかの決勝では、女子400メートル個人メドレーでマヤ・ディラード(Maya Diradoが)がエリザベス・ベイセル(Elizabeth Beisel)を抑えタイトルを手にした。

 ディラードはバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎでベイゼルからわずかにリードを奪うと、ベイゼルが追い上げを見せた自由形のラスト50メートルでディラードはリードを守り、4分34秒34の記録で優勝した。

 男子50メートル平泳ぎでは、ケヴィン・スティール(Kevin Steel)が27秒26を記録し、26日に男子200メートル平泳ぎを制したケビン・コーデス(Kevin Cordes)の連勝を阻止した。

 男子50メートル背泳ぎは、デヴィッド・プラマー(David Plummer)が24秒52で全米記録を更新した。

 女子50メートル平泳ぎは、ロンドン五輪金メダリストのジェシカ・ハーディー(Jessica Hardy)が今季2番目の好タイムの30秒24で優勝した。(c)AFP