【6月27日 MODE PRESS】イタリアのファッションブランド「ヴェルサーチ(VERSACE)」が、株式の一部売却を検討しているという。ジャン・ジャコモ・フェラリス(Gian Giacomo Ferraris)CEOが、米金融・経済情報サービスのブルームバーグ(Bloomberg)に明かした。

 フェラリスCEOは「生産を拡大するには、より多くの資金が必要になります」と語り、今年の10月か11月までに売却するかを決定すると明かした。「ヴェルサーチ」は、デザイナーのドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)が20%、ブランドの共同CEOを務める兄のサント・ヴェルサーチ(Santo Versace)が30%、ドナテッラの娘アレグラ(Allegra)が50%と、“ヴェルサーチ一家”が株式を保有している。

 売却される株式が公募になるか私募になるかは未定で、購入見込みのある人ともまだ接触していないという。先日、英百貨店「ハロッズ(Harrods)」を所有する投資会社「カタール・ホールディング(Qatar Holding)」が「ヴェルサーチ」への投資を慎重に検討していたことが報道されていた。

 しかし、売却が行われたとしても、ブランドの経営はヴェルサーチ一家がコントロールしていくという。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS