困難を乗り越えウィンブルドン連覇に挑むフェデラー
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【6月24日 AFP】ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)開幕を24日に控え、歴代最多となる8度目の大会制覇を狙うロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が会見を行い、悪夢のような組み合わせを生き残ることができると強調した。
開幕以来タイトルになかなか届かないシーズンを送ってきているフェデラーは、4強とされる選手の中では最も優勝の可能性が低いと専門家からみなされ、なじみのない立ち位置でウィンブルドンに臨む。
さらに悪いことに、フェデラーは組み合わせに恵まれず、現在タイで並んでいるピート・サンプラス(Pete Sampras)氏の記録を上回り、単独の最多優勝を達成するには、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の3選手全員を倒さなければならない可能性の高いブロックに入った。
フェデラーは先週、グラスコート大会のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2013)でようやく今季初タイトルを獲得したが、マレーを下した前年のウィンブルドンを除けば、四大大会(グランドスラム)の直近13大会で優勝から見放されている。
双子の娘の父親でもある31歳のフェデラーの、輝かしいキャリアは晩年に入りつつあるが、自身では前評判が間違いであると証明し、第2の故郷とも言えるウィンブルドンでもう1度タイトルを獲得できると確信している。
■厳しい組み合わせを前に冷静さを保つフェデラー
フェデラーは「グランドスラム優勝は安易にできることではない。挑戦する準備はできている」とコメントした。
「厳しい組み合わせは歓迎だ。臆することはない。自分ではどうしようもできない部分だし、なるようにしかならない」
「同じブロックにラファがいるのは、確かに非常に厳しい組み合わせだ。しかし今は初戦に集中している。優勝しようと思うなら、いずれにせよ最高の選手にも勝たなくてはならない。私はそのためにここにいる」
ウィンブルドンで2度の優勝を達成しているナダルが第5シードと低い位置付けにされたことに関しては批判も多く、このところ絶好調であることを考えれば、第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)より上にはシードされるべきだったという見方も強い。
しかしフェデラーは「ラファが何シードになるべきかについては、様々な意見があるね。決まっていることだし、議論するようなことではないと思う。ノンシードになったわけじゃないのだから」と言う。
「上位8シード内には入っているということは初戦で当たることはない。そして準々決勝はまだまだ先の話だ」
フェデラーは優勝候補について、3人のライバルの中でも英国の期待を集めるマレーが最も王者に近いと考えている。
昨年大会の決勝でフェデラーに敗れたマレーは、その埋め合わせをするべく、その後に行われたロンドン五輪ではフェデラーを破って金メダルを獲得した。
そして続いた全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)ではジョコビッチに勝利して、待望の初のグランドスラム制覇を達成した。
「マレーは去年、ウィンブルドンと五輪で素晴らしいプレーをしたと思う。また、最近のエイゴン選手権(AEGON Championships 2013)でも好調ぶりを見せていた。今年は去年よりもプレッシャーが少ないだろうし、このサーフェスで本来のプレーを一番出せているように見える」
「他の2人、ラファとノバクはすでにウィンブルドンで勝っている。しかし個人的には、アンディが他の選手よりも少しだけ突出していると思う」
■2003年の初優勝から10年、前年王者として大会に臨む
24日にセンターコートで行われる初戦でルーマニアのヴィクトル・ハネスク(Victor Hanescu)を迎え撃つフェデラーは、「私は信じられない10年を過ごしてきた。それもすべて、2003年のウィンブルドンでの初優勝があってのことだ。感謝している」と話す。
「最初にここでトロフィーを掲げることができた時、この夢のような、驚くべきキャリアが始まったんだ」
「思い出やその時の感情、周りの反応などを振り返ってみると、色々なことがもう少しゆっくり起こってくれていたらと思うことはある。しかし今もまだタイトルを争えているのだから、私は幸せだ」
「初優勝から10年後に前年王者として大会に参加できる選手などほとんどいないし、そう考えるととても気持ちが高ぶるんだ」
(c)AFP/Steven GRIFFITHS
開幕以来タイトルになかなか届かないシーズンを送ってきているフェデラーは、4強とされる選手の中では最も優勝の可能性が低いと専門家からみなされ、なじみのない立ち位置でウィンブルドンに臨む。
さらに悪いことに、フェデラーは組み合わせに恵まれず、現在タイで並んでいるピート・サンプラス(Pete Sampras)氏の記録を上回り、単独の最多優勝を達成するには、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の3選手全員を倒さなければならない可能性の高いブロックに入った。
フェデラーは先週、グラスコート大会のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2013)でようやく今季初タイトルを獲得したが、マレーを下した前年のウィンブルドンを除けば、四大大会(グランドスラム)の直近13大会で優勝から見放されている。
双子の娘の父親でもある31歳のフェデラーの、輝かしいキャリアは晩年に入りつつあるが、自身では前評判が間違いであると証明し、第2の故郷とも言えるウィンブルドンでもう1度タイトルを獲得できると確信している。
■厳しい組み合わせを前に冷静さを保つフェデラー
フェデラーは「グランドスラム優勝は安易にできることではない。挑戦する準備はできている」とコメントした。
「厳しい組み合わせは歓迎だ。臆することはない。自分ではどうしようもできない部分だし、なるようにしかならない」
「同じブロックにラファがいるのは、確かに非常に厳しい組み合わせだ。しかし今は初戦に集中している。優勝しようと思うなら、いずれにせよ最高の選手にも勝たなくてはならない。私はそのためにここにいる」
ウィンブルドンで2度の優勝を達成しているナダルが第5シードと低い位置付けにされたことに関しては批判も多く、このところ絶好調であることを考えれば、第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)より上にはシードされるべきだったという見方も強い。
しかしフェデラーは「ラファが何シードになるべきかについては、様々な意見があるね。決まっていることだし、議論するようなことではないと思う。ノンシードになったわけじゃないのだから」と言う。
「上位8シード内には入っているということは初戦で当たることはない。そして準々決勝はまだまだ先の話だ」
フェデラーは優勝候補について、3人のライバルの中でも英国の期待を集めるマレーが最も王者に近いと考えている。
昨年大会の決勝でフェデラーに敗れたマレーは、その埋め合わせをするべく、その後に行われたロンドン五輪ではフェデラーを破って金メダルを獲得した。
そして続いた全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)ではジョコビッチに勝利して、待望の初のグランドスラム制覇を達成した。
「マレーは去年、ウィンブルドンと五輪で素晴らしいプレーをしたと思う。また、最近のエイゴン選手権(AEGON Championships 2013)でも好調ぶりを見せていた。今年は去年よりもプレッシャーが少ないだろうし、このサーフェスで本来のプレーを一番出せているように見える」
「他の2人、ラファとノバクはすでにウィンブルドンで勝っている。しかし個人的には、アンディが他の選手よりも少しだけ突出していると思う」
■2003年の初優勝から10年、前年王者として大会に臨む
24日にセンターコートで行われる初戦でルーマニアのヴィクトル・ハネスク(Victor Hanescu)を迎え撃つフェデラーは、「私は信じられない10年を過ごしてきた。それもすべて、2003年のウィンブルドンでの初優勝があってのことだ。感謝している」と話す。
「最初にここでトロフィーを掲げることができた時、この夢のような、驚くべきキャリアが始まったんだ」
「思い出やその時の感情、周りの反応などを振り返ってみると、色々なことがもう少しゆっくり起こってくれていたらと思うことはある。しかし今もまだタイトルを争えているのだから、私は幸せだ」
「初優勝から10年後に前年王者として大会に参加できる選手などほとんどいないし、そう考えるととても気持ちが高ぶるんだ」
(c)AFP/Steven GRIFFITHS