【6月21日 AFP】米カリフォルニア州(California)ロサンゼルス(Los Angeles)の観光名所ハリウッド(Hollywood)で18日、ホームレスの写真を撮影した女性観光客(27)が撮影料の支払いを拒んだため刺されて死亡する事件が起きた。地元捜査当局は20日、20~30代のホームレスの男3人をそれぞれ殺人、暴行、事後共犯の罪で訴追した。

 現場は、アカデミー賞(Academy Awards)の授賞式会場となるドルビー・シアター(Dolby Theatre、旧コダック・シアター)やハリウッド・ハイランド交差点に近いハリウッド大通り(Hollywood Boulevard)の路上で、事件当時も多数の人々が行きかっていた。

 被害者のクリスティーン・カルデロン(Christine Calderon)さんは、「良い1日を」と書かれたプラカードを掲げて笑みを浮かべていたホームレスの男3人の写真をスマートフォン(多機能携帯電話)で撮影した。撮影料として1ドル(約97円)を支払うよう要求されたが、拒否したところ、3人のうちの1人にナイフで刺されたという。

 ロサンゼルス市警(LAPD)によると、カルデロンさんは近くの病院に搬送されたが数時間後に死亡した。

 現場付近はハリウッドの殿堂「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)」を訪れる多数の観光客で常ににぎわっており、スーパーヒーローや映画スターの扮装(ふんそう)で観光客らと写真を撮り、撮影料を稼ぐ失業中の俳優たちも多い。(c)AFP