【6月20日 AFP】フランスは19日、各地で季節外れの暴風雨が猛威をふるい、南西部で鉄砲水のため70代の男女2人が死亡したほか、広範囲で大きな被害が出ている。

 18日から豪雨が続く仏南西部では大規模な洪水が発生。安全上の理由から同日閉鎖されたルルド(Lourdes)にあるカトリックの聖地「ルルドの泉」は、19日も立ち入り禁止となった。一方、仏北部は激しい雷雨に見舞われ、首都パリ(Paris)近郊のオルリー空港(Orly airport)では19日午後、20分にわたって離着陸が一時中止された。(c)AFP