【6月17日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は16日、バチカンのサンピエトロ広場(St Peter's Square)で開いた日曜のミサで、世界中から集まったハーレーダビッドソン(Harley Davidsons)愛好家のバイカー数百人を祝福し、参拝者たちからの歓声と拍手を誘った。

 法王専用車「パパモビル」に乗った法王は、群衆の中を通り抜けながら、ハーレーダビッドソン創立110周年記念の欧州での祝賀行事の一環としてローマ(Rome)に集まったバイカーたちに向け十字を切った。

 法王は12日、バイカーたちからハーレーダビッドソン2台とジャケットを贈られていた。今回のミサでは、「ハーレーダビッドソンの集会に集まった多くの参加者にあいさつします」と、再びバイカーたちに向け言葉を送った。

 ローマでは14日までに約3万5000人のバイカーたちが集まり、市郊外のオスティア(Ostia)海岸でアダム・アント(Adam Ant)やボニー・タイラー(Bonnie Tyler)といったアーティストたちのロックコンサートに興じたり、パレードに参加したりした。(c)AFP