【6月14日 AFP】ブラジルで15日に開幕するコンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)に出場するイタリア代表は、驚きの快進撃で決勝進出を果たした欧州選手権2012(UEFA Euro 2012)の再現を期している。

 11日に行われた国際親善試合では格下のハイチを相手に2-2で屈辱的な引き分けを演じたイタリアが、同国代表のクラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)は、2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)のリハーサルとも言えるこの大会で、決勝に進出できると確信していると語った。

 イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するマルキジオは記者会見で、「我々は欧州選手権2012と同じようにやれたらいいと願っている」と話した。

「直近2試合は、疲れがたまっていたため満足な戦いができなかった。でも懸命に努力し、ここにはベストコンディションで乗り込むことができた」

 マルキジオは、決勝が行われるリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)でプレーをする望みが、イタリアにとって必要な起爆剤になると話す。

「とても有名なスタジアムでプレーできることは、大きなモチベーションになるよ」

 またマルキジオは、イタリア代表が今大会を単にW杯のウォーミングアップのような存在と受け止めていないと語った。

「確かにこの大会が、W杯ブラジル大会の準備の一環であることに間違いない。しかし僕たちはとても大事大会であると捉えている」

 イタリアは日本、ブラジル、メキシコと同じ予選グループAに属している。(c)AFP