【6月12日 AFP】13MLBは11日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)対アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)戦では、両軍入り乱れての乱闘騒ぎが起きた。

 7回に両軍ベンチが入り乱れる乱闘が起きた中、ドジャースは8回にティム・フェデロウィクス(Tim Federowicz)が満塁の走者を一掃する適時二塁打を放ち、5-3でダイヤモンドバックスを下した。

 試合は6回裏、ドジャースの新人ヤシエル・プイグ(Yasiel Puig)がダイヤモンドバックスのイアン・ケネディ(Ian Kennedy)から顔面に死球を受けたことで殺気立った。プイグはその後も試合に出場を続けた。

 7回表に入ると、今度はダイヤモンドバックスのミゲール・モンテロ(Miguel Montero)がドジャースのザック・グレインキー(Zack Greinke)から背中に死球を受け、両軍の選手がベンチから飛び出したが、その場は収まった。

 そして7回裏、グレインキーがケネディから左肩に死球を受けると、怒った両軍ベンチの選手が飛び出し、乱闘騒ぎとなった。

 ドジャースのマーク・マグワイア(Mark McGwire)打撃コーチは、ダイヤモンドバックスのカーク・ギブソン(Kirk Gibson)監督の襟元をつかみ、プイグがエリック・ヒンスキー(Eric Hinske)に殴りかかるなど乱闘は数分続いた。

 この結果、マグワイア打撃コーチとプイグ、ケネディとダイヤモンドバックスのコーチが退場処分となった。

 先発登板したドジャースのグレインキーは4月に起きた乱闘騒ぎで鎖骨を骨折し、約1か月戦列を離れていた。(c)AFP