【6月11日 AFP】ロンドン五輪のボクシング男子ミドル級で日本勢48年ぶりとなる金メダルを獲得した村田諒太(Ryota Murata)が10日、プロモーターのボブ・アラム(Bob Arum)氏が経営するトップランク(Top Rank Boxing)社と契約を結び、プロとしてのキャリアをスタートさせた。

 2012年8月に行われたロンドン五輪で村田は、ブラジルのエスキバ・ファルカン(Esquiva Falcao Florentino)を判定で破り、日本勢としては1964年東京五輪のバンタム級を制した故桜井孝雄(Takao Sakurai)氏以来となるボクシング競技の金メダルを獲得した。

 村田が金メダルを獲得したことで、日本勢はバンタム級とフライ級以外で初めて五輪のメダルを手にした。

 村田はまた、2011年にアゼルバイジャンのバクー(Baku)で行われた世界ボクシング選手権(AIBA World Boxing Championships)で銀メダルを獲得している。(c)AFP