【6月13日 AFP】米国で密輸品として押収された7000万年前のティラノサウルス・バタール(Tyrannosaurus bataar、別名「タルボサウルス(Tarbosaurus)」)の化石が、このほどモンゴルに返還され、首都ウランバートル(Ulan Bator)で8日、公開された。  

 この化石をめぐっては、米フロリダ(Florida)州の「化石ディーラー」の男が、2010~12年にモンゴルから米国に密輸して競売に掛け、100万ドル(約9500万円)を超える売却益を手にしたことを認めている。(c)AFP