<senken h 134>シネマプレビュー「ラブ&コメディーで巡るシネマジャーニー」
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5月25日より渋谷シネクイント、シネ・リーブル梅田ほか全国公開中。
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【6月7日 senken h】ジューン・ブライドにちなみ、世界のさまざまなカップルたちのラブをテーマに、コミカルなレシピの3作をクローズアップ。
■『ローマでアモーレ』 「笑いは万国共通なのかも…」と思えるほど、昨今公開になるウディ・アレン作品の笑いは、「ブラボー」と声をあげたい。「ローマでアモーレ」もまさにそんな1本だ。一般的なローマのイメージとなる観光名所やオペラなどがスクリーンを彩る一方で、監督ならではのちょっと皮肉めいた4種の「アモーレ」な人間模様と共に展開する本作。イタリアの名優ロベルト・ベニーニやオルネラ・ムーティ等に加え、世界的に著名な正真正銘のオペラ歌手、ファビオ・アルミリアートが美声と共に映画デビューを飾るほか、ゴージャス&国際色豊かなキャストが登場する中、相変わらずの個性際立つ存在感で久々の自作自演を披露。
■『3人のアンヌ』 「恋は言葉の壁を超えてしまうのか」と、ホン・サンス監督らしい茶目っ気をたっぷり効かせた「3人のアンヌ」。イザベル・ユペールをヒロイン(3役)に迎え、海辺の地を舞台に同一人物(純朴なライフガード)にアタックされるという3つの恋のバカンスを、韓国語、英語、フランス語を交え、コミカルに構成。青いシャツを着た有名映画監督、赤いワンピースを着た浮気中の人妻、緑地のワンピースをまとう離婚したばかりのアンヌ、いずれの衣装もユペールの自前だそう。出演者の国籍に関係なく今回も撮影現場で当日の脚本を渡すという方針は変わらなかったとか。
■『セレステ∞ジェシー(セレステ アンド ジェシー)』 夫婦=親友はありえないのか。仕事に没頭しがちな女性たちが自問自答しそうな、ちょっぴり切ないラブコメのヒット作「セレステ∞ジェシー」(セレステ アンド ジェシー)。本作主人公のラシダ・ジョーンズと共同で脚本を手がけたのはストーリーと同様、元カレでイマ親友。そしてスタッフやキャストの多くも友だちの輪がベースという。舞台となるロサンゼルスのトレンドリーダーことラシダは、女優、モデル、ミュージシャン(父はクィンシー・ジョーンズ)としても活躍する才媛。結婚&恋愛に対する男女の温度差を客観視できるかも。(c)senken h / text:宇佐美浩子