【6月5日 AFP】2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)北中米カリブ海最終予選は4日、1試合が行われ、メキシコが1-0でジャマイカを下した。

 メキシコは後半3分にアルド・デ・ニグリス(Aldo De Nigris)が決めたゴールが決勝点となり、最終予選無敗を守った。

 メキシコ・プリメーラディビションのモンテレイ(Monterrey)に所属する29歳のニグリスは、カルロス・サルシド(Carlos Salcido)のクロスを頭で合わせ、この試合唯一の得点を奪い、メキシコの首位浮上に貢献した。

 ジャマイカはGKドノバン・リケッツ(Donovan Ricketts)が奮闘し、後半17分にはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)でプレーするハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)の得点機を阻止すると、同39分には再びエルナンデスのチャンスを右手でセーブした。

 しかし、「レゲエ・ボーイズ(Reggae Boyz)」の愛称で知られるジャマイカ代表は無得点に終わり、予選最下位を抜け出すことはできず、本大会出場は厳しい状況になった。

 ここまで3試合連続引き分けに終わっていたメキシコだったが、初勝利を挙げたことで勝ち点を6に伸ばし、最終予選の首位に浮上した。

 2位には勝ち点1差でパナマが付け、同2差でコスタリカと米国、ホンジュラスが続いている。0勝2敗2分けで勝ち点2のジャマイカは最下位となっている。

 北中米カリブ海最終予選は、最終予選の上位3チームに本大会出場権が与えられ、4位のチームはニュージーランドとのプレーオフに回る。(c)AFP