【6月2日 AFP】世界保健機関(World Health OrganizationWHO)は5月31日、サウジアラビアで中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory SyndromeMERS)の患者3人が新たに死亡し、この病気による死者は世界で30人になったと発表した。

 また、サウジアラビアで新たに1人の感染が確認され、これまでにMERSウイルスへの感染が確認された人は、既に死亡した人を含み世界で50人になった。WHOによると、サウジアラビアでこれまでに中東呼吸器症候群と確認された患者は39人で、うち25人が死亡している。(c)AFP