【6月2日 Relaxnews】疲れ果てた旅行者が光のシャワーを浴びて、光子の力で時差ぼけを直す――。そんな日がいつか来るかもしれない。

 米デルタ航空(Delta Air Lines)は、体内時計をリセットし新たなタイムゾーンに調整する光子シャワーの体験ブースを、米カリフォルニア(California)州の海岸リゾート地ランチョパロスバーデス(Rancho Palos Verdes)で5月28日に開幕したテクノロジー・カンファレンス「All Things Digital ConferencesD11)」で披露した。

 この光のシャワーブースは、英オックスフォード大学(Oxford University)のラッセル・フォスター(Russell Foster)教授(神経科学)の発見に基づき開発されたもので、太陽光の効果を再現した青色光を放射する。フォスター教授は、人体の24時間周期のリズムの調整を助ける新たな光受容体を目の中に発見したとされる。

 開発されたシャワーブースでは、利用者がフライト情報を入力すると光子と光のシャワーの量が自動的に算出される仕組み。今回披露されたのは展示用のブースだが、やがて空港でこのようなブースを目にする日が訪れるかもしれない。

 ちなみに、光の力で時差ぼけを解消しようという装置は、眼鏡式の「リタイマー(Retimer)」など他にもある。(c)Relaxnews/AFPBB News