クルム伊達、テニスを楽しめている理由は「夫」
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【5月29日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2013)に出場したクルム伊達公子(Kimiko Date Krumm)が28日、終わりの近づく自身のキャリアについて語り、深刻にならずに楽しめているのは夫の力が大きいとコメントした。
今大会の出場で、史上3番目に年長の全仏出場選手となったクルム伊達は、1回戦で大会第9シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と対戦し、0-6、2-6とわずか2ゲームを獲得しただけでストレートの敗戦を喫したが、それでもその経験を楽しんだ。
京都出身の42歳で、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)では3回戦に進出しているクルム伊達は、「まあ、まだ情熱はありますし、それに90年代の若かった頃はツアーが楽しくなかったですね。いつもストレスしか感じてませんでした」と語った。
「飛行機の中で泣いてることもあった。日本を離れるのがいやで、いつも気分がふさいでいましたね」
そうした心境もあって、クルム伊達は、全仏を含めた四大大会(グランドスラム)で3度4強入りを果たしながら1996年に引退を発表し、2001年にはドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルム(Michael Krumm)さんと結婚した。そしてその後、夫の影響で自身のキャリアを別の見方で捉えるようになり、2008年にコートへ復帰した。
「テニスを辞めた後は、普通の生活を楽しんでました。それからドイツの人と結婚して、それが私を大きく変えました。彼の方も私を変えようとしてくれました。夫が私を変えようとしてくれたんです」
本人によれば、以前のクルム伊達は理詰めで考えすぎる人間だった。しかしミハエルさんは、「何時に食べなきゃ、何時に寝なくちゃ、何時に起きなきゃ、何時にストレッチを始めなくちゃと、すべてをきっちり決める」ことに気をとられるのではなく、肩の力を抜くようクルム伊達に言った。
ミハエルさんはまた、もっと気持ちを落ち着ける必要があるとも言ったという。
「試合の前にときどきワインを飲むといい。試合の前だとしても。リラックスしなくちゃと言われました。そうやって私を変えようとしてくれました。私はたまに、自分に対しても厳しすぎることがありましたから」と語るクルム伊達は、南アフリカのシャネル・シーパーズ(Chanelle Scheepers)と組んだダブルスでストラスブール国際(Internationaux de Strasbourg 2013)を制し、全仏に臨んだ。
2010年のHPオープン(HP Japan Women's Open Tennis 2010)ではストーサーを破り、40歳を超えて初めてランキングトップ10以内の選手を撃破していたクルム伊達だが、今回はわずか1時間4分で敗北し、リベンジの機会をものにされた。それでもクルム伊達は、自身のテニスは「そこまで悪くなかった」とし、続けて「ストーサーはあまりにも強かったし、クレーのスペシャリストですから」とコメントした。
元世界ランク4位のクルム伊達は、ツアー通算8勝のうち5勝を東京で挙げたハードコートのスペシャリストとして知られており、自身も「クレーのシーズンが始まる前から、苦手なのは分かってました。クレーは私のサーフェスじゃない。みんな知ってることだし、自分でもわかってます」と認めている。
完敗を喫したクルム伊達のキャリアは最終盤にさしかかっているが、大詰めを楽しめているうちはすぐにラケットを置くつもりはない。
「まずは明日か明後日のダブルスに集中しなきゃ。グラスコートのシーズンへの気持ちの切り替えはもうできています」
(c)AFP/Chris WRIGHT
今大会の出場で、史上3番目に年長の全仏出場選手となったクルム伊達は、1回戦で大会第9シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と対戦し、0-6、2-6とわずか2ゲームを獲得しただけでストレートの敗戦を喫したが、それでもその経験を楽しんだ。
京都出身の42歳で、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)では3回戦に進出しているクルム伊達は、「まあ、まだ情熱はありますし、それに90年代の若かった頃はツアーが楽しくなかったですね。いつもストレスしか感じてませんでした」と語った。
「飛行機の中で泣いてることもあった。日本を離れるのがいやで、いつも気分がふさいでいましたね」
そうした心境もあって、クルム伊達は、全仏を含めた四大大会(グランドスラム)で3度4強入りを果たしながら1996年に引退を発表し、2001年にはドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルム(Michael Krumm)さんと結婚した。そしてその後、夫の影響で自身のキャリアを別の見方で捉えるようになり、2008年にコートへ復帰した。
「テニスを辞めた後は、普通の生活を楽しんでました。それからドイツの人と結婚して、それが私を大きく変えました。彼の方も私を変えようとしてくれました。夫が私を変えようとしてくれたんです」
本人によれば、以前のクルム伊達は理詰めで考えすぎる人間だった。しかしミハエルさんは、「何時に食べなきゃ、何時に寝なくちゃ、何時に起きなきゃ、何時にストレッチを始めなくちゃと、すべてをきっちり決める」ことに気をとられるのではなく、肩の力を抜くようクルム伊達に言った。
ミハエルさんはまた、もっと気持ちを落ち着ける必要があるとも言ったという。
「試合の前にときどきワインを飲むといい。試合の前だとしても。リラックスしなくちゃと言われました。そうやって私を変えようとしてくれました。私はたまに、自分に対しても厳しすぎることがありましたから」と語るクルム伊達は、南アフリカのシャネル・シーパーズ(Chanelle Scheepers)と組んだダブルスでストラスブール国際(Internationaux de Strasbourg 2013)を制し、全仏に臨んだ。
2010年のHPオープン(HP Japan Women's Open Tennis 2010)ではストーサーを破り、40歳を超えて初めてランキングトップ10以内の選手を撃破していたクルム伊達だが、今回はわずか1時間4分で敗北し、リベンジの機会をものにされた。それでもクルム伊達は、自身のテニスは「そこまで悪くなかった」とし、続けて「ストーサーはあまりにも強かったし、クレーのスペシャリストですから」とコメントした。
元世界ランク4位のクルム伊達は、ツアー通算8勝のうち5勝を東京で挙げたハードコートのスペシャリストとして知られており、自身も「クレーのシーズンが始まる前から、苦手なのは分かってました。クレーは私のサーフェスじゃない。みんな知ってることだし、自分でもわかってます」と認めている。
完敗を喫したクルム伊達のキャリアは最終盤にさしかかっているが、大詰めを楽しめているうちはすぐにラケットを置くつもりはない。
「まずは明日か明後日のダブルスに集中しなきゃ。グラスコートのシーズンへの気持ちの切り替えはもうできています」
(c)AFP/Chris WRIGHT