【5月29日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が28日、移籍がうわさされるASモナコ(AS Monaco)との交渉のためモナコへ入った。

 ASモナコは、約6000万ユーロ(約78億円)でファルカオを獲得することで合意したと伝えられており、成立すればフランスサッカー史上最高額での移籍となる。

 アトレティコのヨーロッパリーグ2011-12(UEFA Europa League 2011-12)優勝の原動力となった27歳のファルカオは、今季はリーグ戦28得点を記録し、クラブのスペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)優勝にも貢献した。

 コロンビア代表のファルカオは、ポルトガルリーグのFCポルト(FC Porto)でチームをヨーロッパリーグ2010-11(UEFA Europa League 2010-11)優勝へ導き、欧州での知名度を高めると、2011年夏に4000万ユーロ(約52億円)とされる移籍金でアトレティコへ移籍した。

 またモナコは同日、レアル・マドリード(Real Madrid)のリカルド・カルバーリョ(Ricardo Carvalho)を獲得したと発表した。今季でレアルとの契約が切れる35歳のカルバーリョは、ASモナコと1年の契約延長オプション付きの単年契約を結んだ。

 クラブに近い筋からの情報によれば、両選手は近くメディカルチェックを受けるとされているが、一方で加入の可能性が高まっているFCバルセロナ(FC Barcelona)のビクトル・バルデス(Victor Valdes)は現地入りしていないという。

 31歳のバルデスについては、27日にモナコ入りすると言われていたが、現所属のバルセロナがシーズンを終えていないため、この日もバルセロナの練習に参加した。

 バルセロナとの契約があと1年残っているバルデスだが、1月にキャリアのすべてを過ごしてきたバルセロナからの退団を発表し、他チームで新たな挑戦に臨むことを表明していた。

 モナコは2011年12月、米誌フォーブス(Forbes)で世界長者番付の100位に入ったこともあるロシアの富豪、ドミトリー・リボロフレフ(Dmitry Rybolovlev)氏によって買収され、以来、国内では復権へ向かっている。

 今季2部リーグで優勝を果たし、来季のリーグ1昇格を決めたモナコは、移籍の全権を任されたロシア人のヴァディム・ヴァシリエフ(Vadim Vasilyev)スポーティングディレクターの下で大型補強を進めており、24日にはポルトのハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)とジョアン・モウティーニョ(Joao Moutinho)を併せて7000万ユーロ(約92億円)で獲得したと発表している。(c)AFP