【5月26日 AFP】欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)決勝でバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督が25日の試合後、たとえバイエルンに2人の優秀な選手を獲られたとしてもドルトムントは立ち直ると話した。

 ドルトムントは英ロンドン(London)のウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われた決勝に進出し、1996-97シーズン以来となる通算2度目のチャンピオンズリーグ制覇に王手をかけた。しかし後半44分のバイエルンのアリエン・ロッベン(Arjen Robben)の決勝ゴールで1-2と敗れ、夢を打ち砕かれた。

 ドルトムントの今季はこれで幕を閉じたが、8月9日に再開するブンデスリーガの新シーズンに向けて、これから厳しい数か月が待っているとクロップ監督は話す。

「これから休暇に入って、何人かの選手を獲得して再出発しなければいけない。他のチームがわれわれの選手を欲しいというのでね」

 来季にはドルトムントの主要選手だったマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)がバイエルンに移籍することになっている。その上、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)もゲッツェに続くことになると、バイエルンの指揮官を今季いっぱいで退任するユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)氏が示唆している。

 しかしクロップ監督は、2015年にベルリンのオリンピアシュタディオン(Olympiastadion)で行われるチャンピオンズリーグ決勝にドルトムントは出場し、もう一度優勝を狙うと宣言した。

「私は誇りに思っていると同時に、多少の悲しみも感じている。われわれにとって素晴らしいシーズンだった。そして本当に最高の試合だった。おそらく今季のチャンピオンズリーグで様々なチームと対戦したバイエルンにとっても、最高の試合だったのではないか」

「ドルトムントのファンは素晴らしかったし雰囲気も最高だった。ただ、試合の結果だけが最低だった。私は選手たちに、また決勝戻ってくるぞと話した。ウェンブリーではないかもしれないが、どこか別の場所で決勝に挑戦するのだぞと」

「2年後にはベルリンがある。チャンピオンズリーグ決勝に再挑戦するには最適な場所だろう。我々には決勝に出場するだけの資格がある。それを今夜証明した」

 対戦相手のバイエルンにとって、11人のままで試合を終わることができたのは幸運だった。ボンフィム・ダンテ(Dante Bonfim Costa Santos)は前半29分にイエローカードを提示された後、後半23分にもドルトムントのマルコ・ロイス(Marco Reus)に対するファウルでPKを献上。これによりイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)が同点ゴールを決めたが、ダンテにカードは出されなかった。

 ロイスに対するダンテのプレーについてクロップ監督は、「私はあのプレーを試合中に目の当たりにして、2枚目のイエローカードだと思った。そしてビデオで見て、イエローだと確信した。しかしそのイエローは出なかった。サッカーでは主審の判定が自分達に不利に働くことが数えきれないほど起こる」とコメントした。

「10人対11人になっていたとしてもわれわれが勝っていたかどうかはわからないが」

(c)AFP