【5月24日 AFP】西アフリカのニジェール北部で23日に発生した仏原子力大手アレバ(Areva)のウラン加工施設とニジェール軍基地で起きた爆破事件で、同国のカリジョ・マハマドゥ(Karidjo Mahamadou)国防相は同日、基地を襲ったイスラム過激派集団の最後の1人を「無力化」したと発表した。事件では少なくとも20人が死亡している。

 同国防相はAFPに「全員が制圧された。作戦は終了した」と語った。同国の内務相はこれに先立ち、事件では訓練兵が人質に取られたと述べていたが、マハマドゥ国防相は、人質事件は最初からなかったとして、これを否定した。(c)AFP