【5月22日 AFP】イングランド・プレミアリーグのストーク・シティ(Stoke City)は21日、トニー・ピューリス( Tony Pulis)監督の退団を発表した。

 ストークのピーター・コーツ(Peter Coates)会長とピューリス監督が同日会談していたため、双方の合意による退団は大方予測されていた。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)前監督の後任にデビッド・モイーズ(David Moyes)監督が就いたため、ピューリス監督はイングランドでは2番目となる長期政権を築いていた。

 2006年にストークで自身2度目の指揮官就任を果たしたピューリス監督はクラブを押し上げ、ストークは23シーズンぶりのトップリーグとなるプレミアリーグ昇格を2007-08シーズンに決めた。

 2010-11シーズンにはクラブ史上初となるFAカップ(FA Cup 2010-11)決勝にチームを導き、敗戦を喫したものの、こちらもクラブ初となる翌シーズンのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2011-12)出場権を手にした。

 ストークは今シーズンを13位で終えている。

 後任候補にはロベルト・ディ・マッテオ(Roberto Di Matteo)氏、グスタヴォ・ポジェ(Gustavo Poyet)氏の名前に加え、英国内のブックメーカー(公認賭け屋)は本命にチェルシー(Chelsea)を退団予定のラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)暫定監督を挙げている。(c)AFP