【5月21日 AFP】米アカデミー賞(Academy Awards)受賞女優マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)と、そのパートナーのフランス人俳優・監督のギョーム・カネ(Guillaume Canet)がタッグを組み、有名俳優が多数出演する『ブラッド・タイズ(原題、Blood Ties)』が20日、フランスで開催中のカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で上映された。しかしその呼び声の高さとは裏腹に、観客からは冷たい沈黙で迎えられた。

 本作品は、カネ自身も出演した2008年のフランス映画のリメイク版。舞台を1970年代の開発以前の米ブルックリン(Brooklyn)の貧困地区に移して制作された。

 同映画祭の中でも最も豪華な俳優陣を誇る作品の1つとなった本作キャストには、クライヴ・オーウェン(Clive Owen)、ジェームズ・カーン(James Caan)、ビリー・クラダップ(Billy Crudup)、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)、ミラ・クニス(Mila Kunis)、リリ・テイラー(Lili Taylor)らが名を連ねている。カネは米ニューヨーク(New York)を拠点に活動し、同映画祭の常連でもあるジェームズ・グレイ(James Gray)と共に、このハードボイルド作品の脚本も手掛けた。グレイが監督を務めコティヤールも出演する別作品『ザ・イミグラント(原題、The Immigrant)』がコンペティション部門に出品されていることもあり、『ブラッド・タイズ』は同映画祭の開催に先駆けて大きな期待を集めていた。

 本作はコンペ外作品として上映された。同映画祭は26日に閉幕する。(c)AFP/Deborah COLE