【5月21日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は20日、3シーズン指揮を執ったジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が今季終了を持ってクラブを退団すると発表した。

 レアルのフロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長は記者会見で、「われわれの監督であるジョゼ・モウリーニョとの話し合いを行った結果、今シーズン終了後に契約解除する事で合意した」とコメントした。

「監督とクラブはこれが一番のタイミングだと考えてている。この数年間のジョゼ・モウリーニョの働きに感謝する」

 2004年から2007年間で指揮を執っていたイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)への復帰がささやかれているモウリーニョ監督は、17日に行われたスペイン国王杯(Copa del Rey 2012-13)決勝でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に敗れ、最終的に主要タイトルなしという最終シーズンを送った。

 モウリーニョ監督は解任されていないため、クラブとの契約が2016年まで残っているにもかかわらず違約金は支払われない。

 ペレス会長は、「誰一人として誰かを解任していない。双方の合意の上だ。退団は誰にも好ましいものではないが、3年間を経て、われわれはこの関係を終わらせるのに最適なタイミングだと考えた」と明かした。

 またペレス会長は、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を率いるカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督がレアルの指揮官に就くとの噂を否定した。

「どの監督とも合意や仮契約に至っていないことをはっきりさせたい。それについてはこれからの数日間のわれわれの仕事だ。PSGやその会長、クラブ全体に最大限のリスペクトを示したい」

 モウリーニョ監督の下、レアルは11-12シーズンにリーグを制覇し、10-11シーズンの国王杯(Copa del Rey 2010-11)では20年ぶりとなるタイトルを獲得した。

 また欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)では3シーズン連続で4強入りを果たしたものの、最終的にはモウリーニョ監督の遺産ともなり得た、通算10度目となる欧州王者にクラブを導くことはならなかった。(c)AFP/Kieran CANNING