国連総会、シリア内戦激化でアサド政権非難決議採択
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【5月16日 AFP】国連総会は15日、シリアの内戦を激化させたとして、同国のバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権を非難する決議案を賛成多数で採択した。
国連加盟193か国のうち、107か国が賛成票を投じたが、シリアの主要同盟国ロシアなど12か国が反対にまわり、シリア内戦終結へ向けた国際的取り組みを妨げてきた外交上の分断を浮き彫りにした。
決議案は、西側諸国の後ろ盾を得たカタールなどアラブ諸国が提案。活動家らの集計では9万4000人を超えるとされるシリア内戦での「急増する死者数への怒り」を表明している。
また、シリア当局による民間人を対象とした「弾道ミサイル」と「重火器の使用の拡大を強く非難する」とされている。
同時に、シリア反体制派の統一組織「シリア国民連合(Syrian National Coalition)」を「(政権の)移行に必要な対話者」として歓迎したが、ロシアはこれがアサド政権に対する反体制派の「武力行使」を助長すると非難した。
ロシアと米国はこれに先立ち、シリア問題に関する国際会議の開催に向け努力することで合意。会議は来月スイス・ジュネーブ(Geneva)で開かれる見込みだ。(c)AFP/Tim Witcher
国連加盟193か国のうち、107か国が賛成票を投じたが、シリアの主要同盟国ロシアなど12か国が反対にまわり、シリア内戦終結へ向けた国際的取り組みを妨げてきた外交上の分断を浮き彫りにした。
決議案は、西側諸国の後ろ盾を得たカタールなどアラブ諸国が提案。活動家らの集計では9万4000人を超えるとされるシリア内戦での「急増する死者数への怒り」を表明している。
また、シリア当局による民間人を対象とした「弾道ミサイル」と「重火器の使用の拡大を強く非難する」とされている。
同時に、シリア反体制派の統一組織「シリア国民連合(Syrian National Coalition)」を「(政権の)移行に必要な対話者」として歓迎したが、ロシアはこれがアサド政権に対する反体制派の「武力行使」を助長すると非難した。
ロシアと米国はこれに先立ち、シリア問題に関する国際会議の開催に向け努力することで合意。会議は来月スイス・ジュネーブ(Geneva)で開かれる見込みだ。(c)AFP/Tim Witcher