【5月14日 AFP】12-13NBAは13日、カンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、メンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)は103-97でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に勝利し、対戦成績を3勝1敗とした。

 最大17点差をつけられたグリズリーズは、オーバータイムの末に勝利を手にした。

 グリズリーズはマイク・コンリー(Mike Conley)がチームハイの24得点を挙げ、ザック・ランドルフ(Zach Randolph)が23得点12リバウンド、マルク・ ガソル(Marc Gasol)が23得点11リバウンドとそれぞれダブルダブルを記録し、初のカンファレンス決勝進出に王手をかけた。

 バンクーバー・グリズリーズ(Vancouver Grizzlies)として設立され、2001年から現在のチーム名となったグリズリーズは、早ければ15日にオクラホマシティー(Oklahoma City)で行われる第5戦でこのシリーズの勝ち抜けを決めることになる。

 グリズリーズはこの勝利で本拠地フェデックスフォーラム(FedExForum)でのプレーオフの連勝を5に伸ばした。ここ3か月間の同地での戦績は19勝1敗となっている。

 10-11シーズンにグリズリーズは、サンダーとのカンファレンス準決勝第4戦で最大18点差を逆転され、トリプルオーバータイムの末に敗戦を喫した。一時は2勝1敗とリードしたものの、最後は3勝4敗でカンファレンス決勝を逃した。

 一方、サンダーは今シリーズで初めて5選手が2桁得点を記録したが、時折攻撃が不調となり、特にオーバータイムは8本のシュートを放ちながらもその内1本しか決まらなかった。

 ケビン・デュラント(Kevin Durant)が27得点7リバウンド7アシスト、ケビン・マーティン(Kevin Martin)が18得点を記録したサンダーだったが、後半以降のシュート成功率は33パーセントにとどまった。(c)AFP