【5月14日 AFP】スイス・スーパーリーグ(1部)のFCシオン(FC Sion)は13日、成績不振を受けてジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)の指揮官解任を発表した。

 シオンが今季監督を更迭するのは5度目。

 2月から選手兼指揮官を務めていたガットゥーゾの後任には、ユースチームの指揮官が就く。

 シオンはクラブの公式ホームページで、ガットゥーゾの指揮の下「11試合で勝ち点10」の獲得にとどまったことを受け解任となったと説明。シオンが国内カップ戦で敗退した上、直近のザンクトガレン(FC St.Gallen)戦に0-5と大敗したこともあり、ガットゥーゾ続投とはならなかった。

 チームの改善のため、シオンはユースの8選手をトップチームに登録すると発表している。

 2006年サッカーW杯ドイツ大会(2006 World Cup)で主力選手としてイタリアの優勝に貢献したガットゥーゾは、ACミラン(AC Milan)での輝かしいキャリアを経て、11-12シーズン後にシオンへ移籍した。(c)AFP