【5月14日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)は、11-12シーズンのリーグ優勝からちょうど1年となった13日、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督の解任を発表した。

 FAカップ2012-13(FA Cup 2012-13)決勝でウィガン(Wigan Athletic)に敗れて無冠でシーズンを終えたことで、2009年にマーク・ヒューズ(Mark Hughes)前監督の後任に就いたマンチーニ監督の更迭がさらに現実味を帯びていた。

 アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ(Abu Dhabi)に拠点を持つクラブの首脳陣は、「マンチェスター・シティ・フットボールクラブは、ロベルト・マンチーニがマンチェスター・シティの監督の職から解かれたことを発表する」との声明を出し、マンチーニ監督の3年半に終止符が打たれたことを明かした。

 声明の中でクラブは、厳しい決断だったとしながらも、シーズンを振り返る中で来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)出場権獲得以外の目標を達成できなかったとし、クラブ全体を見直す必要があるため、13-14シーズンおよびそれ以降の新たな指揮官を見つける判断に至ったとしている。

 シティはチャンピオンズリーグの出場権を確保したものの、優勝を飾った地元のライバル、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に現在勝ち点13の大差をつけられリーグ2位となっており、連覇を逃している。

 48歳のマンチーニ監督はFAカップ2010-11(FA Cup 2010-11)を制し、クラブに35シーズンぶりとなる主要大会のトロフィーをもたらすと、昨シーズンは1967-68シーズン以来となるリーグ制覇を遂げ、その後クラブと5年間の新契約を結んでいた。

 シティのカルドゥーン・アル・ムバラク(Khaldoon Al Mubarak)会長は、「ロベルトの成績自体が物語っている。ファンからしっかりと愛と尊敬を集めた。彼は約束を果たし、トロフィーと成功をもたらした」とコメントした。

 英国とスペインでは、スペイン1部リーグのマラガ(Malaga CF)を率いるマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督が後任に就くと報じられているが、13日に本人は「誰とも契約に合意していない。今ここで、マンチェスター・シティの新監督になるということを否定する」とコメントしている。

 マンチーニ監督のアシスタントを務め、マンチェスターの両クラブで選手やコーチを務めたブライアン・キッド(Brian Kidd)氏が、14日に行われるレディング(Reading FC)とのアウェイ戦を含めたリーグ残り2試合で指揮を執る。(c)AFP