【5月13日 AFP】オランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に所属するマルク・ファン・ボメル(Mark Van Bommel)が12日、自身の現役最終戦で退場処分を受け、試合終了20分前に現役生活に別れを告げた。

 今季のエールディビジ最終節となったFCトウェンテ・エンスヘーデ(FC Twente Enschede)戦で、ファン・ボメルは2枚のイエローカードを受けてピッチを去り、チームも1-3でトウェンテに敗れた。PSVは3連覇を達成したアヤックス(Ajax)に次ぐ2位でシーズンを終えた。

 主将を務めるファン・ボメルは試合後、「これで終わり。そういうことだ。レッドカードで終わるのは残念だが、我がチームにとって難しいシーズンだったということの象徴でもある」とコメントした。

 ファン・ボメルはオランダ代表として79試合に出場し、W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)では決勝のピッチに立った。クラブではPSVの他にフォルトゥナ・シッタート(Fortuna Sittard)、FCバルセロナ(FC Barcelona)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、ACミラン(AC Milan)でプレーした。(c)AFP