【5月10日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)州で、水中銃から誤発射された銛(もり)を女性(28)が顔に受け、重傷を負う事故があった。銛はのどを貫通し首の後ろ側から突き出たが、女性は一命を取り留め、担当医によれば完全に回復する見込みだという。

 誤発射は、女性の夫が水中銃を掃除している時に起きた。担当医によると、銛は咽頭(いんとう)と脊椎骨を貫通。これにより2本の歯が折れたという。銛は2時間に及ぶ手術で慎重に摘出された。

 担当医は、銛があと少しでも左右にずれていたら、麻痺や死亡の恐れがあったと話している。女性は飲食ができるまで回復しているが、まだ会話はできない状態だという。(c)AFP