【5月1日 AFP】13MLBは30日、各地で試合が行われ、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)は10-6でシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)に勝利し、6度目の先発登板となったダルビッシュ有(Yu Darvish)が今季5勝目を挙げた。

 ダルビッシュは今シーズン初めて本塁打を浴びるなど、6回を投げて7安打3四球で4失点を喫したものの、全体としてはホワイトソックス打線に的を絞らせず、9奪三振を記録して5勝目を手にした。

 ダルビッシュの無失点記録は18イニングで途切れたものの、奪三振数を両リーグ合わせて首位に立つ58に伸ばしている。

 成績を5勝1敗としたメジャー2年目のダルビッシュは、電光石火の速球と打者の虚をつくカーブなどを武器にしており、現在大リーグで最も注目を集める投手となっている。

 レンジャーズで救援投手を務めるロビー・ロス(Robbie Ross)はダルビッシュについて、「うそみたいな投手だ。今では誰もが、投げるたびに2桁奪三振を期待するようになった」とコメントした。

「100キロのカーブを投げたかと思えば、次は155キロのまっすぐだからね。あんなことができる奴がいるなんて、ちょっと信じられないよ」 

 球団は、本拠地レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントン(Rangers Ballpark in Arlington)のホーム側中段席を、ダルビッシュの登板試合には「Yuniverse」という特別シートとして売り出すまでになった。

 ダルビッシュ本人は、「日本にいたときとまったく同じ投球をしているとは思わないが、自分の投球はできている。日本にいたときとは変わっている」とコメントした。

 いずれにせよ、ダルビッシュ自身が米国に慣れなければならなかったのと同じように、ダルビッシュは大リーグの打者に対応している。

 ダルビッシュは3種類の直球系のボールに数種類のカーブ、チェンジアップ、角度と速度の違うスライダーで相手打者を手玉に取っている。

 投手コーチを務めるマイク・マダックス(Mike Maddux)は、「同じ腕の振りであれだけスピードの違う球を投げられるのは、天賦の才としか言いようがない」とコメントしている。(c)AFP