【4月29日 Relaxnews】世界の航空路線のなかで、乗客数の多いものがアジアの国内旅行に集中していることが、観光業界向けIT支援企業のアマデウス(Amadeus)の発表した報告書で分かった。

 報告書によると、上位10路線のうち7路線はアジアの路線。最も乗客数の多い路線は韓国・済州島(Jeju Island)とソウル(Seoul)を結ぶ路線だった。2012年に同路線を飛行した人の数は、11年から2%増えて1010万に上った。

 2012年の「最も乗客数の多かった航空路線」、トップ10は以下の通り。

1位 韓国・済州島─ソウル:1015万6000人
2位 札幌(Sapporo)─東京(Tokyo):820万人
3位 ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)─サンパウロ(Sao Paulo):770万人
4位 中国・北京(Beijing)─上海(Shanghai):720万人
5位 オーストラリア・メルボルン(Melbourne)─シドニー(Sydney):690万人
6位 大阪(Osaka)─東京(Tokyo):670万人
7位 福岡(Fukuoka)─東京(Tokyo):640万人
8位 香港(Hong Kong)─台北(Taipei):550万人
9位 沖縄(Okinawa)─東京(Tokyo):460万人
10位 南アフリカ・ケープタウン(Cape Town)─ヨハネスブルク(Johannesburg):440万人

(c)Relaxnews/AFPBB News