【4月27日 AFP】バングラデシュ首都ダッカ(Dhaka)近郊のサバール(Savar)で起きた縫製工場などが入った8階建てビルの崩壊事故で、発生から2日以上が経った26日夜、がれきの中に閉じ込められていた約50人が発見された。一方で死者は300人を超えている。

 バングラデシュ消防当局によると、救助隊はトンネルを掘り、3階部分の数か所に閉じ込められている計50人ほどの生存者を発見。27日朝にも救出される見込みだ。26日には合計で約80人ががれきの下から救出されたという。

 同国軍によると、事故による死者は304人に達した。24日朝の事件発生から現在までに2300人以上が救出されたが、多くは重傷を負っているという。

 この事故をめぐっては、発生前日の23日にビルに亀裂が見つかり従業員が一時避難していたにもかかわらず、経営者らが仕事に戻るように命じていたことが判明しており、多くの人々から怒りの声が上がっている。26日には、今回の悲劇に怒りを爆発させた縫製工場の作業員らによる暴動も発生し、警察は催涙ガスやゴム弾などを使用して鎮圧を図った。(c)AFP/Shafiq Alam