【4月25日 AFP】英イングランド公衆衛生サービス(Public Health EnglandPHE)は25日、ウェールズ南部でのはしか流行をうけ、これまでにはしかの予防接種を受けていないイングランドの未成年者約100万人にワクチン接種を行う方針を明らかにした。

 はしか、おたふくかぜ、風疹(ふうしん)を予防する新三種混合(MMR)ワクチンについては、1990年代後半から2000年代前半にかけて自閉症との関連が取り沙汰されたことから、予防接種を受けていない子どもたちがいるという。

 PHEによると、イングランドでは今年、すでに3月末までの時点で587件のはしか感染が確認されており、1年で史上最多を記録した2012年の2000件に迫る勢いだという。(c)AFP