【4月25日 AFP】英紙タイムズ(Times)は23日、英国人の紅茶を飲む習慣に関する調査を掲載した。それによると、英国では1日に1億6600万杯もの紅茶が飲まれている一方、コーヒーは7000万杯にとどまり、コーヒーショップが急速に増えている現在でも紅茶の圧倒的な人気ぶりが示された。

 英調査会社ICMが、成人2000人を対象に調査を行った。それによると、英国人が1日に飲む紅茶の量は合計1100万ガロン(約5000万リットル)。国民の約25%が1日に5杯以上飲み、5人に1人は1日の始まりに紅茶を入れることが必要だと答えた。また、3人に1人はいつも同じカップを使い、紅茶の飲み方が長年、変わっていないと答えた人は半数を超えた。

 ただ、伝統的な方法で紅茶を入れるのは5人に1人で、ティーポットが次第にティーバッグに取って代わられていることが浮き彫りとなった。(c)AFP