【4月24日 AFP】自転車ロードレース選手のアレッサンドロ・ペタッキ(Alessandro Petacchi、イタリア)が23日、現役引退を表明した。

 スプリンターのペタッキは、「200勝を達成して、人生を変える必要があると感じた。別の次元のことを見つけて、家族との時間を増やしたい」とコメントした。

 現在39歳のペタッキは17年間のキャリアの中、ツール・ド・フランス(Tour de France)で通算6勝を挙げ、2010年大会(2010 Tour de France)にはポイント賞(マイヨ・ヴェール)を獲得。ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)とブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana)を含めたグランツール(三大ツール)では通算48勝を挙げた。

 2003年のジロ・デ・イタリアではマリオ・ チポッリーニ(Mario Cipollini)に代わり、同国のスプリントのエースとして台頭。同年にはグランツールだけで15勝を挙げた。

 また、翌2004年のジロ・デ・イタリアでは9勝してポイント賞を手にし、その後は ミラノ-サンレモ(Milano-Sanremo)やパリ-トゥール(Paris-Tours)でも優勝を飾った。

「アレ・ジェット(Ale Jet)」の愛称を持つペタッキはジロ・デ・イタリアで通算22勝を挙げたが、2007年大会ではドーピングが発覚し、同年大会の5勝は剥奪されている。

 イタリア自転車競技連盟(Federazione Ciclistica ItalianaFCI)は当初、ドーピングに対し処分を下さなかったものの、スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for SportCAS)はサルブタモールの陽性反応があったとして、2008年に1年間の出場停止処分をペタッキに言い渡した。

 ファッサ・ボルトロ(Fassa Bortolo)やチームミルラム(Team Milram)で成功を収めたペタッキは、2010年からはランプレ(Lampre、現ランプレ・メリダ(Lampre-Merida))からレースに出場していた。(c)AFP