【4月24日 AFP】米女性研究者の集団強姦(ごうかん)事件をめぐり大規模な捜査を展開していたパプアニューギニアの警察は23日までに、容疑者4人の身柄を拘束した。同国当局は、現在も逃走中の容疑者5人に関する情報提供を呼び掛けている。

 パプアニューギニアでは、家庭内暴力などの女性に対する暴力がまん延しているが、白人女性が標的になることはまれ。同国の強姦に対する量刑は最高で終身刑だ。

 同国では1週間前にも男の集団によってオーストラリア人男性が殺害され、その友人が性的暴行を受ける事件が発生したばかり。外国人に対する暴力の他、「魔術」に関連した殺人や斬首などの残虐な犯罪も相次いで国連(UN)から非難されるなど、パプアニューギニアはこのところ評価を落としている。(c)AFP