【4月21日 AFP】ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が打ち上げられてから23年目を迎えるのを記念して、ESA-NASA Hubble Heritageはこのほど、ハッブル望遠鏡が撮影したオリオン座の一部の画像を公開した。

 激しく波立つガスと塵の中で立ち上がろうとする巨大なタツノオトシゴのように見えるのは、馬頭星雲(Horsehead NebulaBarnard 33)。

 この画像は可視光線より波長が長い赤外線領域で撮影したもの。可視光線では塵に遮られてぼやけてしまう星雲内部のガスで出来た雲のような構造がはっきりと見え、可視光線で見たときとは全く異なった姿を見せている。(c)AFP