【4月14日 AFP】女子フィギュアスケートの浅田真央(Mao Asada)が13日、2014年のソチ冬季五輪終了後に引退する意向を明かした。

 世界フィギュアスケート選手権、2008年大会(ISU World Figure Skating Championships 2008)、2010年大会 (ISU World Figure Skating Championships 2010)の覇者である浅田は、報道陣からソチ五輪以降の引退の可能性について訪ねられると、「今はそういう気持ちです」と語った。

 14日に今季最終戦、世界フィギュアスケート国別対抗戦2013(World Team Trophy Figure Skating Championship 2013)のエキシビションに臨む浅田は、同大会の女子シングルでは5位という成績で終わっている。

 浅田は引退の意向について「今年に入って徐々に思い始めた」 とコメントし、理由については「体力面ではない。いろんなことがあり、ちょっとずつ『そうなのかな、そうなのかな?』という感じ」と述べた。

「五輪の舞台を集大成にして、スケート人生で最高の演技をしたい。あと1年もない短い中で、そこへ向けて全力を尽くせるんじゃないかと思う」と言う浅田は、引退後については「今までスケート一本でずっとやってきたので、今後はどうするか考えていかなきゃいけないと思う」と話している。 (c)AFP