【4月10日 AFP】オランダにあるフライドポテト専門のチェーン店が、「大麻マヨネーズ」をかけたポテトの提供を始めることが分かった。ただ、これを食べても通常の大麻使用に伴う空腹感や高揚感は得られないという。

 チェーン店「マヌカン・ピス(Manneken Pis)」のオーナー、アルバート・ファンベーク(Albert van Beek)さんは9日のAFPの取材に、「アムステルダム(Amsterdam)の店の向かいにあるコーヒーショップから毎日、大麻の匂いがしてくるので思い付いた」と説明した。

 だがコーヒーショップで販売している大麻とは異なり、同店のマヨネーズには大麻の主成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)は含まれない。「味だけですよ。当店はソースがウリで、種類を増やしたいと常に考えています」(ファンベークさん)

 メニューには「マヨネーズには陶酔効果のあるTHCは含まれていない」と明記する予定だ。オランダやベルギーでは、フライドポテトにかけるソースといえば、ケチャップやビネガーよりもマヨネーズが人気だ。(c)AFP