【4月8日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が、遠征へ向かう列車内での喫煙が発覚して行き場を失った。7日、イタリアメディアが報じた。

 7日に行われた敵地でのフィオレンティーナ(Fiorentina)戦に召集されていたバロテッリは、チームメイトとともにフィレンツェ(Florence)へ列車で向かっていたが、その車内で鉄道職員の怒りを買った。

 報道によれば、職員はミランのアドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)副会長に近づき、問題児バロテッリの無分別な行いについて、「あなたのところのバロテッリの耳をつねってやってください。トイレでたばこを吸ってたんです」と告げた。

 これを受けてガッリアーニ会長は、「罰金が必要ですな」と冗談めかし、その後バロテッリの友人でありチームメイトのムバイ・ニアング(M'Baye Niang)に助けを求めた。

「優等生のニアング君、君の方から友人のマリオに伝えてくれないか。罰金だとね」

 仮に本当に罰金となっても、バロテッリはわずか2か月前にも必要な保険書類を携帯せずに車を運転し、2度にわたって交通違反の罰金を科されており、とりたてて珍しい話ではない。(c)AFP