【3月28日 AFP】17世紀までに絶滅したとされる巨大な走鳥類「エピオルニス」の卵が27日、英ロンドン(London)で報道陣に公開された。英競売会社クリスティーズ(Christie's)で4月24日に競売にかけられる。

 英語名をエレファント・バード(Elephant Bird)というエピオルニスは、実存した鳥類としては最大とみられ、卵の大きさは鶏卵の約100倍にもなる。クリスティーズのオークション「Travel, Science and Natural History(旅行、科学、自然史)」では、2万~3万ポンド(約285万円~約430万円)の値がつくと予想されている。

 同オークションには、やはり絶滅した飛べない鳥「ドードー」の大腿(だいたい)骨も出品される。(c)AFP