伊の英留学生殺害事件、元ルームメイトらの無罪破棄 伊最高裁
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【3月27日 AFP】イタリアで2007年に英国人留学生が性的暴行を受け殺害された事件で、イタリアの最高裁判所(破棄院)は26日、ルームメイトだった米国人元留学生アマンダ・ノックス(Amanda Knox)被告(25)に無罪を言い渡した二審判決を破棄し、裁判のやり直しを命じた。
ノックス被告とイタリア人の元交際相手、ラファエル・ソレシト(Raffaele Sollecito)被告(29)は、メレディス・カーチャー(Meredith Kercher)さん(当時21)を殺害したとして、一審でそれぞれ禁錮26年と同25年の実刑判決を受け4年間服役したが、2011年の控訴審で逆転無罪が言い渡された。だが今回の最高裁の決定により、差し戻し審が伊フィレンツェ(Florence)の裁判所で行われる運びとなった。審理の日程は未定。
ノックス被告は声明で、これは「悲痛」な知らせであり、「メレディスさん殺害に私が関与したという検察側の主張が根も葉もない不当なものだということは、これまで繰り返し明らかにされてきた」と述べた。ノックス被告の弁護士、カルロ・ダラ・ベドバ(Carlo Dalla Vedova)氏は、イタリア・ローマ(Rome)の裁判所の外で待ち受けていた記者団に、ノックス被告は動揺しているが、法廷で争う意向だと語った。
カーチャーさんは2007年11月、イタリアの学園都市ペルージャ(Perugia)でノックス被告と同居していた家の寝室で、半裸でのどを切られた血まみれの遺体となって発見された。検察側はノックス被告らが薬物を摂取した上でカーチャーさんに性的暴行を加えて殺害したと主張。ソレシト被告ともう1人がカーチャーさんを押さえ込んでいる間にノックス被告がとどめを刺したと論じた。捜査当局は、カーチャーさんの遺体にナイフの刺し傷が47か所ある点や、2種類のナイフが殺害に使用されている点から、複数人が事件に関与したと主張している。
2011年に釈放されたノックス被告はその後すぐに米国に帰国しており、差し戻し審は被告不在のまま行われる可能性が高い。ノックス被告の有罪が確定すれば、イタリア政府は身柄引き渡しを求めるとみられるが、米国政府は通常、他国で訴追された自国民の身柄引き渡し要求には応じない。(c)AFP/Ella Ide
ノックス被告とイタリア人の元交際相手、ラファエル・ソレシト(Raffaele Sollecito)被告(29)は、メレディス・カーチャー(Meredith Kercher)さん(当時21)を殺害したとして、一審でそれぞれ禁錮26年と同25年の実刑判決を受け4年間服役したが、2011年の控訴審で逆転無罪が言い渡された。だが今回の最高裁の決定により、差し戻し審が伊フィレンツェ(Florence)の裁判所で行われる運びとなった。審理の日程は未定。
ノックス被告は声明で、これは「悲痛」な知らせであり、「メレディスさん殺害に私が関与したという検察側の主張が根も葉もない不当なものだということは、これまで繰り返し明らかにされてきた」と述べた。ノックス被告の弁護士、カルロ・ダラ・ベドバ(Carlo Dalla Vedova)氏は、イタリア・ローマ(Rome)の裁判所の外で待ち受けていた記者団に、ノックス被告は動揺しているが、法廷で争う意向だと語った。
カーチャーさんは2007年11月、イタリアの学園都市ペルージャ(Perugia)でノックス被告と同居していた家の寝室で、半裸でのどを切られた血まみれの遺体となって発見された。検察側はノックス被告らが薬物を摂取した上でカーチャーさんに性的暴行を加えて殺害したと主張。ソレシト被告ともう1人がカーチャーさんを押さえ込んでいる間にノックス被告がとどめを刺したと論じた。捜査当局は、カーチャーさんの遺体にナイフの刺し傷が47か所ある点や、2種類のナイフが殺害に使用されている点から、複数人が事件に関与したと主張している。
2011年に釈放されたノックス被告はその後すぐに米国に帰国しており、差し戻し審は被告不在のまま行われる可能性が高い。ノックス被告の有罪が確定すれば、イタリア政府は身柄引き渡しを求めるとみられるが、米国政府は通常、他国で訴追された自国民の身柄引き渡し要求には応じない。(c)AFP/Ella Ide