【3月26日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、アーノルド・パーマー・インビテーショナル(Arnold Palmer Invitational 2013)は25日、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)のベイヒルクラブ&ロッジ(Bay Hill Club & Lodge)で悪天候により順延されていた最終日の残りが行われ、通算13アンダーで優勝したタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が世界ランク1位の座を奪還した。

 大会通算8度目のタイトル獲得に成功したウッズは、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)と入れ替わり、2010年10月以来となる世界ランク1位の座に返り咲いた。

 メジャー大会通算14勝を誇るウッズは、これまで通算623週にわたり世界の頂点に立っていた。しかし、けがと不倫スキャンダルもあって世界1位の座を明け渡すと、一時はトップ50圏外まで転落。3年近く首位から遠ざかっていた。

 4月に控える第77回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2013)前の最後の試合として臨んだ今大会で、ウッズはPGAツアー通算77勝目を飾っている。

 大会は25日の悪天候により珍しく最終日が月曜日に持ち越されていた。終盤までウッズとリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が接戦を繰り広げていたが、ウッズはスコアを2ストローク伸ばし、2打差で勝利をさらった。

 石川遼(Ryo Ishikawa)は通算6オーバーの65位タイに終わっている。(c)AFP