【3月21日 AFP】韓国で大手放送局や銀行などのネットワークがサイバー攻撃を受けてダウンした問題で、韓国放送通信委員会(Korea Communications CommissionKCC)は21日、中国のIPアドレスが攻撃に使われていたことを明らかにした。

 KCCによると、ハッカーは中国のIPアドレスを経由して被害を受けた放送局や金融機関など6組織のサーバーにマルウエア(有害ソフトウェア)を仕込んでいた。ただし、IPアドレスが中国のものであっても第三国から中国のアドレスを経由している可能性もあり、ハッカーが中国にいる人物であるとは限らないという。

 サイバー攻撃を仕掛けた人物や組織などは、まだ特定できていない。(c)AFP