【3月19日 AFP】12-13NBAは18日、各地で試合が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が105-103でボストン・セルティックス(Boston Celtics)を下し、リーグ歴代単独2位となる23連勝を飾った。

 試合時間残り約10秒の場面でレブロン・ジェームズ(LeBron James)が決勝点となるシュートを決め、最後はシェーン・バティエ(Shane Battier)の好プレーで締めくくったヒートが67年のNBA史上2番目となる記録を樹立した。

 ジェームスは、「今日は何度も劣勢に立って期待していた展開ではなかったが、いい化学反応は続いていて、最後のワンプレーをモノにできた。誰がユニホームを着ていようとあちらには勝者のDNAがある。力を尽くす必要があることはわかっていた」と試合を振り返った。

 ヒートを超える記録は、1971-72シーズンにロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が樹立したNBA歴代トップの33連勝のみとなっている。

 ヒートはジェームスは37得点12アシスト7リバウンドを記録し、マリオ・チャルマース(Mario Chalmers)が21得点、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)が16得点、クリス・ボッシュ(Chris Bosh)が13得点を挙げた。ヒートは20日にロードでクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)と対戦する。

 ヒートは2月1日のインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)戦で敗れたのを最後に連勝を続けており、17日のトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)戦の勝利で07-08シーズンにヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)が記録した歴代2位の22連勝に並んだ。

 当時のロケッツにはバティエや中国の姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)氏が在籍していた。

 そのロケッツの連勝記録をストップさせたセルティックスはヒートの連勝ストップを狙ったが、左太ももの故障と風邪が重なったケビン・ガーネット(Kevin Garnett)が先発から外れた。

セルティックスはジェフ・グリーン(Jeff Green)が7本中5本のスリーポイントを沈めるなど、今季のチーム最高、自身のキャリアハイとなる43得点を奪った。グリーンは、ヒートから1試合で今季最も得点を挙げた選手となった。

 破れたセルティックスはホーム戦の連勝が11でストップし、シーズン通算成績が36勝30敗となった。ヒートは51勝14敗で両カンファレンストップの勝率を誇っている。(c)AFP