【3月15日 AFP】ドイツ北東部シュトラールズント(Stralsund)にある水族館「オツェアネウム(Ozeaneum)」で13日、ダイバーらによって水槽の底にワインのボトルが沈められた。

 実はこれ、ワインの販促イベント。バルト海(Baltic Sea)に面した独メクレンブルク・フォアポンメルン(Mecklenburg-Western Pomerania)州では、シュトラールズントなど商人・都市の連合体「ハンザ同盟」に加盟している6都市に、地元で醸造したワインをバルト海の海底に「貯蔵」して熟成させる伝統がある。ちなみに、ある企業は今年1月に6つの木枠に収めたワイン600本をバルト海に沈めたというが、その場所は秘密だそうだ。(c)AFP