【3月14日 AFP】競売大手クリスティーズ(Christie's)は13日、「世界で最も完璧なダイヤモンドのひとつ」を競売に掛けると発表した。競売は5月15日にスイスのジュネーブ(Geneva)で開催され、落札者には命名権も与えられる。

 クリスティーズによると、ダイヤは無色の梨形で重さは101.73カラット。ボツワナのジュワネング(Jwaneng)鉱山で採掘された原石は236カラットあり、その後1年9か月かけて丹念に研磨が施された。

 米国宝石学会(Gemological Institute of AmericaGIA)が制定するダイヤ鑑定の国際基準では、「無色」に近いほど評価が高い「色」の基準で最高位の「D」を獲得。「透明度(内包物等の量)」でも最高のFL(フローレス)判定を誇る。(c)AFP